くっしゃくしゃな夕暮れ

足音は雨の色

空気までひたすらに

「ツン」と胸を小突く


透明はいつか

それぞれに色を孕み

観たままの姿

覆し息をする


あの揺れていた

芳香はどこに?

気付いた頃には

通り過ぎてゆく


絡んだワイヤー

ギシギシと音を立てて

隙間のないモノグラム

すべて吐き出せ、心まで。



諭された思い出は

淡くぼんやり青色

耳の奥にねじりこんだ

愛想のないボキャブラリー


燻って投げつけて

嘆いて喚いてくたびれて

終わってみれば瞬きほどの

容易に似てる難しさ


手のひらに観た空間を

世界の全てと決め付けず

顔を上げれば怖いほど

空が澄んで広がってた


重ねた感嘆を

ゆるりはらりとこぼして

閑散としたアナグラム

すべて吐き出せ、心まで。


掴んだ興奮が

寝ても覚めても指を指す

うまく纏めたエピグラム

すべて吐き出せ、心まで。



すべて吐き出せ、心まで。
















んまあ、あれです。

久々に思いついた歌詞をつらつらと書いただけです。